

痔になる人はほとんど例外なく便秘です。
痔の原因が便秘か冷えだからです。
う〜んときばってやっと出た後、なんだかおしりに痛みを感じつつふいてみるとティッシュに鮮血が・・・という場合は切れ痔の場合がほとんど。
腸など内臓から出血している場合は鮮血ではなく、黒い便になります。
鮮やかな赤さであれば肛門近くから出血しています。
余談ですが、痔だからといってすぐに病院に行くのは良くない場合があります。
母の知り合いの息子さんは、排便のたびにいぼ痔が飛び出してくるようになったのですぐに病院に行きました。
診察してもらうと、「これはすぐに切りとったほうがいいでしょう」と言われ、怖くなってそういうことならと手術をしました。
その直後から・・・・
切ったせいで筋肉がうまく収縮できなくなり、それ以降自分で排便をコントロールすることができなくなって、死ぬまで人工肛門を手放せなくなりました。
たったいぼ痔ひとつのことで人工肛門です。 しかも病院によるとこれは医療ミスではないとのこと。
どこに怒りをぶちまけたらよいのかすらわかりませんよね。
そもそも痔なんて、ほとんどが毎回きばることでできるもの。
便を柔らかくしさえすればあっというまに治るケースがほとんどです。 しかもいぼ痔の手術は緊急を要したり、一歩間違えると死ぬような切開大手術ではないので、新米医師に手術の練習としてやらせることも多いと聞きます。
痔なんて病院にいくものじゃない、できる限り自宅で治すのが安心です。
それに若い女性なら特に、大抵は男性である医師に「痔です」って申告して、おしりペロンと出すなんて勘弁してほしいですよね。
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実は私の父も切れ痔でした。若いころからずっとだったらしく、かれこれ20年近く痔とつきあってきたそうです。
何度も言いますが、切れ痔の原因は大抵が便秘。
また排便時のいきみだけでなく、ストレスや疲れ、冷えでお尻が固くなり肛門が狭くなって切れる場合もあります。
肛門は血流がよくないと切れやすくなります。アルコールを飲みすぎてうっ血して切れることもあります。
で、ほとんどの場合、便が柔らかくなれば痔は治るのですが、だからといって下剤で柔らかくしようという発想は間違いです。
痔の傷口から菌が入って、さらに症状がひどくなる可能性があります。
それに下剤は腸に負担がかかります。
少し話が変わりますが、便秘には5つのタイプがあります。
自分がどのタイプか診断してみてください。
タイプ1:
□妊娠してから急に痔になった
タイプ2:
□子供が便秘である
タイプ3:
□野菜が嫌いでほとんど食べない
□毎回残便感がある
□運動がきらい
□水分をあまりとらないほう
※2つ以上当てはまる場合はタイプ3
タイプ4:
□旅行や引っ越しなど環境が変わると便秘になる
□いつも精神的なストレスを感じている
□緊張するとおなかが痛い
□便秘と下痢を繰り返している
※2つ以上当てはまる場合はタイプ4
タイプ5:
□出したいときにトイレに行けない
□外出先で行きたくなることが多く、我慢することが多い
□そのうち行きたくなくなってしまって、そのままになる
※2つ以上当てはまる場合はタイプ5
?タイプ別便秘解消法?
タイプ1:
原因は ホルモンバランスの変化
妊娠中は黄体ホルモンがたくさん分泌されるようになります。その働きにより、腸の運動が鈍くなったり、水分を蓄える働きにより便の水分がなくなったり。
妊娠後期になると、赤ちゃんが大きくなるので超が圧迫されます。それによりさらに腸の運動が抑制されるうえ、血流も悪くなります。
解消法としては
◎水分補給をする
トイレの回数やむくみを気にしてあまり水分を摂らない妊婦さんもいますが、これはだめです。便秘は胎児にもよくありませんし、早産を引き起こすこともあります。
飲み物や食事でしっかり水分をとりましょう。
◎可能な限り運動をする
安定期以降はおなかが大きくなるので動くのが億劫になりがちですが、運動不足は即便秘につながります。無理のない程度に、ウォーキングやストレッチをしましょう。ヨガやマタニティスイミングもおすすめ。
気分も変わって一石二鳥です。
タイプ2:
原因は 環境の変化
子供が便秘になるときは3つの理由が考えられます。
・離乳食など食事が変化したとき
離乳食を食べることで便も固体になります。今までお乳を飲んでいたのが離乳食になることで、水分不足になるだけでなく、母乳に含まれているガラクトオリゴ糖が摂取できなくなるため便秘になりやすくなります。
・トイレトレーニングをはじめたとき
上記の理由で便秘になったり、トイレトレーニングでの失敗があったりしてトイレに行くのがいやになり、我慢するうちに便秘になることがあります。
・小学校に入学したとき
トイレに行きたいと思ったときにいつでも自由に行けるわけではなくなり、便意を我慢するように。また環境の変化にストレスを感じて便秘になることもあります。
解消法としては
◎水分をたっぷりあげる
◎マッサージして腸を刺激してあげる
ベビーオイルを手に塗ってあたため、おなかに「の」の字を書くようにしてマッサージしてあげます。
タイプ3:
原因は 筋肉の衰え
あまり運動しない人に見られます。筋肉が衰えると腸の運動が鈍くなります。腹筋が腸内の便を押し出してはじめてすっきり「出た」という感覚を得られます。
また厳しいダイエットや偏った食事も便秘にはよくありません。便そのものの量が減ってしまい、便意が起こりにくくなります。
食事はしっかり摂るようにしましょう。
腹筋を強くして、「出す」力を高めるには次の運動が効果的です。
1.おなかをへこませながらゆっくり息を吐く
2.鼻から空気を吸い込んで、おなかにためる
これを繰り返します。
また朝食前に10分ほどウォーキングをするのもおすすめ。時間がないときは、乗り物に乗るのをやめて歩くようにしたり、外出のときに少し余分に歩くといいでしょう。
そして食事面では、食物繊維をたくさんとること。
不溶性:水溶性=2:1の割合でとるのがベストです。不溶性の食物繊維は便のカサを増やし、腸を刺激して便意を起こりやすくします。
タイプ4:
原因は ストレス
ストレスが便秘の大敵と言われるのは、自律神経が乱れるからです。
そうすると腸の運動が安定せず、激しくなったり緩慢になったり、一部がひきつることまであります。
またトイレに行った後もあまり便が出ず、残便感が残る場合があります。腸のひきつりがなくなると、今度は腸の運動が過剰になり、食べたものが消化吸収の前に排出されてしまうので、今度は下痢になる。
そして便秘と下痢が繰り返されるのです。
この場合の解消法は
水溶性の食物繊維をとること。
このタイプは食物繊維の豊富な食材をとりすぎるとかえって便秘がひどくなる場合があります。
腸がとても敏感になっているので、刺激が強すぎるのです。水溶性食物繊維は便を柔らかくし、滑りやすくしてくれます。
自律神経を正常に戻すにはリラックスする時間を持つのがいちばん。
痙攣性便秘も治ります。心底ほっとっくつろげる場所と時間を毎日作りましょう。
タイプ5:
原因は我慢しすぎ
とにかく忙しく、常に時間に追われている私たちはトイレに行く時間すら惜しんだり、物理的に行く時間がなく我慢せざるを得ないことが多いものです。
不思議なことにたびたびガマンが続くと、腸の神経が鈍り、便意を感じなくなっていきます。
そして腸に長い間保存された便は水分がなくなってカチカチになります。そして肛門をふさぎ、腸内にガスがたまります。
それを無理にだそうとすると今度は痔になります。
解消法としては
とにかくがまんしない。
そして便意を感じなくても毎日決まった時間にトイレにいく習慣をつける。
そうすると同じ時間に排便することを体が覚えていきます。
それでも頑固な便秘が治らない場合。
オリゴ糖がおすすめです。
市販のはちみつみたいな便にはいっているオリゴ糖はかなり甘いだけで、便秘にはあまり効かないのでやめておいたほうがいいかもしれません。
またオリゴ糖といって1種類ではなく数種類ブレンドされたものがいいです。なぜなら1つのオリゴ糖では数種類の善玉菌にしか効かないです。
腸の奥まで届くもの、ビタミンやミネラルの吸収をよくするもの、体の巡りをよくするもの、抗酸化のはらきもあるもの。いろんな種類のオリゴ糖があるので、ブレンドがいい。
私は5種類の天然100%のオリゴ糖がブレンドされている「はぐくみオリゴ」を1日スプーン2杯ずつたべていますが、この10年ほど、1週間に1回くらいしか催さないくらいひどかった便秘がほんの1か月で毎日欠かさず出るようになりました。
完全に自然由来なので、妊婦さん、赤ちゃん、子供にも人気があるみたいです。